ワイヤレス マウス

2003/12/12 Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer 2.0を追加 (表記を"ワイヤレス"に統一)

2003/10/24 Microsoft Wireless Optical Mouse 2.0を追加

イメージセンサー方式の光学マウスが登場して以来、ELECOMのこのマウスを愛用している。
ボタンの軽さといい、ホイールのスムーズさといい、特に文句はないのだが、ちょっとケーブルが短め&太めであって、取り回しを工夫しないと結構ケーブルが邪魔になる。

ということで、ワイヤレス&光学式のマウスを購入すべく調べてみたが、これが意外と選択肢がない。

Microsoft IntelliMouse Explorer

誰かが「ハードウエアメーカーとしては一流」と言っていたが、確かに物はよさそうだ。ちょっと値段は張るが、高々数千円の違いで毎日使うものをケチるのもなんなので、ここでは問題にしない。

ただし、でかいのである。この写真では比較対照がないのでよくわからないが、小柄な私の手では「つかむ」というよりも、「手が乗ってる」という感じになってしまう。
上から見た場合の大きさもそうだが、さらにたいへん盛り上がった形をしている。もうなんだかマウスの前半部分にしか手が乗らないという感じだ。
でかいだけあって、電池は単3型を使用するようになっていて、電池の持ちは良いのではないかと思われる。ボタンは通常の3つ以外に、左側に2つ追加されている。個人的にはそれほど必要性を感じていないので、まぁどうでもよい。
このモデルは「インテリアイ」と呼ばれる光学系を採用していて、スキャン速度が非常に速くなっている。

Logicool Cordless Optical Mouse (ZM-50)

マウスメーカーとしては、割と定評のあるLogicoolの製品。
デザインはいただけないが、光学系は800dpiの解像度を持ち、電池も平均的な使い方で3ヶ月持つとしている。写真で見る限りは、高さはそれほどでもない感じなので持ちやすそうである。(あいまいな記述は、実物を見られなかったから)
ボタンの数は標準的に3つ。実際、これが一番よさそうだったのだが、なにしろ売っているところが見つからなかった。

東京Needs TN-20RFOSG

なぜほかのワイヤレスマウスがこうなっていないのかという気がするが、この製品だけが充電式をうたっている。
確かに数ヶ月持てば、乾電池でも良かろうという気がするが、個人的には1次電池は大嫌いなので、ほかのモデルでもNi-MHなどを使うことになるのだが、そこで問題になるのが充電のタイミングである。
Ni-MHに限らず、ちょっと使っては充電するという使い方は電池の寿命を縮めることになる。のだが、使い切ってから充電となると、2組の電池を用意しなければ使えない時間ができてしまう。マウスの場合、使えなければどうしようもないので、ちょっと困ってしまうのだが、この製品のように使用時間8時間(つまり1日で使い切ってしまう)、充電時間8時間ということになれば、朝使い始めて、会社を出るときには充電スタンドに乗せておくという形の運用ができる。
単4型のNi-MHを使うこともあって、サイズはそれほど大きくはない。

というわけで

TN-20RFOSGを買ってみた。USB接続で使ってみたが、まぁ普通のマウスとして問題なく使える。
ただし、ACアダプタが必要だ。充電するために必要なのだろうと思うが、6V 300mAのものなので、USBの電源で何とかならなかったのかと思う。さすがに容量が小さいのでACアダプタ自体の大きさはたいした事はないが、コンセントは必要だし、(断線したり、接触不良だったり)なにかとトラブルの元になるので、USBのみで何とかしてほしいところだ。

それほど大きくないと書いたが、やはりというか、けつがでかい。けつがでかいやつは嫌いなので、どうかと思っていたのだが、かなり違和感がある。

マウス本体と、充電スタンド。
充電スタンドのボリュームは結構なもの。
ELECOMのマウスと並べてみると、盛り上がっている場所が違うのが分かる。ELECOMの方は中間部分で、けつは小さい。
上から見たところ。サイズ的にはほとんど変わらない。
ELECOMのマウスを横から見たところ。
TN-20RFOSGを横から見る。けつがでかいというのもあるが、全体的にボリュームがある。

一昔前のワイヤレスと比べると、さすがに動作は安定していて、無線でつながっていることを感じさせないほどスムーズだ。本体が少々重いのは電池が入っているので仕方のないところだが、安定感があると取るか、軽快感がないと取るかは人によるだろう。
充電機能については、まだ使い始めたばかりで分からないが、今ひとつなところはいくつか。

  • でかい
    まぁこれは分かっていたのだが、やはりこれでも大きすぎる。マウスを動かすには2つの要素があって、肘,指のそれぞれが動作の大きさによって使われる。細かい作業を行う際に重要なのは指の動きで、マウス自身が大きすぎると、指の動作範囲が限られてしまい、細かい動きが難しくなる。
    また、指で動かせる範囲が小さくなってしまうので、マウスのスピード(または加速度)を上げたくなってしまうが、そうするとさらに細かい動作が難しくなると言う悪循環となる。
    つまり、指の動きでマウスをコントロールするためには、手のひらの中で多少マウスが遊ぶぐらいの大きさがよいのだ。手にフィットするなどもってのほかだ。フィットしてしまっては指でマウスを動かすことなどできなくなってしまう。
    このあたりを分かってないマウスメーカーが多すぎる。
     
  • 省電力モードのタイマーが短い
    なんと90秒でLEDが消灯するようになっている。これはいくら何でも短すぎる。ちょっとした文章を書いていたりすると、マウスを使おうとするたびにボタンを押さないとマウスが動かないと言う状況になる。スクリーンセーバーでも2分などと設定している人はいないだろう。せめて3分,できれば5分程度と切り替えができればよいのだが。
     
  • スクロールボタンが堅い
    全体的に、ボタンのクリック感は堅めの印象だが、中でもスクロールボタンは非常に堅い。スクロールしようとしたら押してしまうという状況を考えると、あまり軽いのも考え物だが、押せないのかと思うぐらい堅いのはいただけない。
     
  • ユーティリティの出来が今ひとつ
    人によっては、これが最大の欠点かもしれない。5つのボタンにキーを自由に割り当てられる訳ではなく、ホイールボタンとサイドの2つのボタンにしか割り当てができない。またキーシーケンスを割り当てたりすることもできず、ELECOMの物と比べるとかなり機能的に見劣りする。アプリケーションごとにスクロールのタイプや割り当てを変更したりすることもできない。
    ちなみに、ELECOMのユーティリティ(5ボタンマウス用)がそのまま使えた。左サイドボタンが"-"ボタン,右サイドボタンが"+"に対応する。当然ながら、メーカーサポートはないが、東京Needsの物よりかなり高機能である。
     
  • どうでもいいがサイドのボタンは押しづらい
    使うつもりもなかったのでどうでもいいが、サイドのボタンは単独で押すのはかなりつらい。上から押し込むタイプのボタンでないと、マウス本体を保持しなければ押せないが、保持すべき指が残ってない。どう使うんだろうか?

その後

1ヶ月ほど使ってみたが、1回の充電で稼働する期間はおおむね5日間程度だ。1日あたり12時間ほどPCを使っているが、上にも書いたようにすぐに省電力モードになってしまう程度の稼働率なので、かなり持っている方だと思われる。

全体的には、おおむね満足している。2台目を家用に買おうかと思うほどではないが、確かに充電式のメリットは大きいし、なによりケーブルがないというのは操作しやすい。このマウスの大きさが気にならない人にはお勧めできる。


Wireless Optical Mouse #2 (2003/02/05)

東京Needs TN-20RFOSGをしばらく使っていたのだが、最近になってシングルクリックでダブルクリックになったり、ドラッグ中に勝手にボタンがリリースされたりで調子が悪くなってきた。
それなりの値段な割には、使っている部品はあまり高品質ではないようだ。

いいかげんその"けつ"の大きさに嫌気がさしていたこともあって、買い換えを決意した。(と言うほど高額なものでもない)

さて、前回の調査から10ヶ月が経過し、ワイヤレスで光学式なマウスも増えてきた。

Microsoft Wireless OpticalMouse

探検家ではない、ふつうのタイプのワイヤレス版マウス。
例の巨大さから見れば、かなり普通のサイズであって、相変わらず充電式でないこと以外はかなり良さそうに見える。
イメージセンサは2,000スキャン/秒と、探検家版の1/3にスペックダウンしているのだが、どうやら無線部がそれほど高速ではないため、トラッキング情報を「適当に」間引いて送信していたらしい。ワイヤレス用としてはこの程度が適切と言うことか。
(線付きのタイプも2,000スキャン/秒なので、上記の説が正しいかどうかちょっと怪しい。)
線付きのをさわってみたところでは、サイズ的には問題ないが、スクロールホイールがやけに軽いので、押し込むのが難しそうだ。(押し込む際に回ってしまう)
また、重量がパッケージのどこにも書いてない。Webサイトにもない。

Logicool Cordless Optical Mouse MX-700

イメージセンサにMXオプティカルエンジンと呼ばれる高性能(らしい)センサーを採用している。さらにその情報量に見合う無線部も採用されており、スペックとしては申し分なさそうだ。さらに充電式である。
がしかし、これはとにかく巨大だ。さらには120gもあるので、電池込みでは170gにもなってしまう。さすがにもう大きいマウスは買えないので、残念ながら候補外。

東京Needs TN-30RFMOSS

現在使用中のTN-20RFOSGと同じく東京Needsの製品。
レシーバが小型化され、USBに直接接続できる形状となっており、本体はかなり小型化されているが、残念ながら充電式ではない。
単4型×2本で駆動する上、本体重量も76gと比較的軽量なので、軽さを重視する場合は良いかも知れない。
ただし、アルカリ電池で1.5ヶ月(一日8時間使用)しか持たないらしいので、ランニングコストが気になる。さらに二次電池を使うとして、Ni-MHを使ってもアルカリ電池の半分も持てばよい方なので、電池交換サイクルは短めになる。

ELECOM M-ED1UP2R

単4型のNi-MHを使う充電式であること以外はよく分らないのだが、どう見てもけつがデカい。
明らかに最近のELECOMのデザイントレンドから外れており、どこかからのOEMとみた。

ELECOM M-KD2UP2R

「ミドルサイズ・ワイヤレスイメージセンサマウス」とサイトの説明にある通り、通常のマウスと比べても小さめのサイズが特徴。
他のELECOM製マウスと同様に、本体後部はなだらかに下がっており、形状は個人的にベストだ。
実物が触れなかったので、スクロールホイールの感触は分らなかった。
重量は82gであるが、単3型×2本での駆動となるため、総重量はそこそこ重くなってしまう。(実測で130g)

というわけで

ELECOM M-KD2UP2Rを購入。ヨドバシ梅田にて\5,980。少々高めで、充電式でもないが、今回は形状を優先してみた。

以下はとりあえずの感想。(購入後3時間程度使用:2003/01/13)

ELECOM M-WUP2Y4R(グレー)とならべてみる。
幅、長さともにM-KD2UP2Rの方が小さい。
上から見たところ。確かにミドルサイズという感じだ。
ELECOM M-WUP2Y4Rを横から見たところ。
ELECOM M-KD2UP2Rを横から見る。ちょっと分りづらいが、高さも抑えられており、通常の小さめのマウスと変わりない。

操作感

サイズと、ボタン類の感触に関しては、全く問題ない。スクロールホイールの回転方向の遊びが少々気になる程度で、ボタンも(ホイールボタンも含め)軽すぎず重すぎず、ちょうど良い感じだ。ただしこのあたりは好みがあると思われるが。

2003/02/05追記

この重さのマウスとしては、形状が良くないことが判明した。小さいため、手のひらがマウスに当たるような持ち方はしないと思うが、マウスを前に移動する際に意識して掴まないといけない。

レシーバ

レシーバは比較的小さく、(W)50mm×(D)75mm×(H)15.5mm。
上面にはID設定用のボタンと、データ受信時のLEDおよび電池切れ警告のLEDがある。
電池切れ警告がレシーバ側というのは、ちょっとどうかと思う(見える場所にレシーバを置く必要がある)が、ケーブル長も1.5mあるし、まぁ悪くはない。
裏面にはチャンネル(1CH or 2CH)の切り替えスイッチがある。

しかし、いまどき何のひねりもないトランスルーセントというのも、いかがなものか。

充電池での動作

保証範囲外であるが、とりあえずNi-MHで動作した。特に今のところ不具合はなさそうだが、稼働時間については大幅に短い可能性がある。稼働時間については、おいおい調査する。

2003/02/05追記

調査する前に、売却されてしまった。少なくとも三日は持つ。


形状優先で購入したので、まぁサイズに問題がないのは当然として、今ひとつなところはやはり存在する。

重い

単3型電池で駆動するため、本体重量+50g程度になるのだが、これが単4ならば+20gで済む。たったの30gと思うが、100gと130gでは大きく違う。
ただし、充電式でない以上、単4型では稼働時間も短くなってしまうし、難しいところだと思う。(だから単4型で充電式にすればいいのに...)

また、電池挿入部は右写真のような位置で、後端のため、重心位置がかなり後ろとなっている。通常マウスを保持する親指と薬指は中央か、やや前方に位置するため、マウスを持ち上げて移動する場合には、かなり不自然さを感じる。
ただし、その結果イメージセンサは中央前寄りとなっており、これは好ましい。(マウスの頭を振るような動作で左右に移動できる)

省電力モードからの復帰

このマウスは4段階にモードを分けて省電力を実現している。もちろん照明用のLEDの電力消費をコントロールするのだが、[最大輝度]→[低輝度]→[2Hzで点滅]→[1Hzで点滅]となる。
低輝度での動作はほとんど問題が無いが、点滅状態からの復帰は、当然のことながらLED点灯中にマウスが移動していなければならないため、タイミングが悪いと復帰しないことがある。
ちなみに最高輝度は本当に移動中だけで、100ms程度で低輝度に切り替わる。さらに10秒間マウスが停止した状態だと、2Hzでの点滅となる。TN-20RFOSGの時にも書いたが、このあたりの省電力移行時間はユーザが設定できるようにして欲しい。
10秒は結構微妙なところで、もう少し長い方が良い気がする。このあたりは稼働時間との絡みがあるので、一概に長い方が良いとか短い方が良いとか言えないので、ユーザ自身で決められるようにして欲しいところ。

1Hzから、さらに消灯するのかどうかはまだ不明だが、電源スイッチがあるので、消灯は必要ないかも知れない。

充電式でない

分っていて購入したわけではあるが、やはり充電式の利点は大きい。乾電池はランニングコストが気になるし、充電池を使うにも2セット必要になってコスト的に厳しい。さらに電池の入れ替えは面倒だ。(1年持つというなら話は別だけどね)


Wireless Optical Mouse #3 (2003/06/07)

Ni-MH1本で駆動 を追加 (2003/06/07)

メンテナンス を追加 (2003/06/07)

つい先日、ELECOMのワイヤレスマウスを購入したばかりだというのに、もう第三弾なのである。
とりあえず、ELECOMのマウスは会社で使うことにして、家庭用にもう一つ検討していたのだ。

#2の方を見てもらえば分ると思うが、候補として上がるのは当然の事ながらMicrosoftのWireless Optical Mouseなのであって、青と黒で少し迷ったが、せっかく(?)新色が出たのだから、黒の方を購入してみた。

結論から言うと、現時点でベスト・ワイヤレスマウスと言える。結局ELECOMのワイヤレスマウスは売りに出して2つ目を購入することとなった。
ワイヤレスマウス馬鹿と呼んでもらって結構!

さて、毎度おなじみのELECOMの普通マウスと比べてみよう。

上から見たところ。
全長は同じ程度だが、形状はかなり異なる。見た目では後方の張り出しが気になるが、少し浅めに持つと手に当たることはないし、しっかり持ちたい人にはちょうど良い形状のようだ。

ELECOM M-WUP2Y4Rの方が平たい様に見えるが、側面の形状が違うだけで、全高はほとんど同じだ。
上面のカーブの形状もほとんど同じ。
MSマウスの底面。イメージセンサは、ELECOM M-KD2UP2Rと同じく横向きに配置されていて、電池は後方にセットされる。
MS製マウスらしく、足はそこそこ立派な物がついているが、マウスの重量(電池込みで約140g)から考えると、もう一回りも二回りも大きな物が欲しいところだ。

操作感

左右ボタンは、少しストロークが不足気味。個体固有の問題の可能性があるが、上面パーツと、底面パーツの隙間が非常に小さいため、ボタンのストロークが稼げない。問題と言うほどではないが、もう少しストロークが欲しいところ。
ホイールは(展示品と違って)それなりに節度の有るもので、回転方向の遊びがかなり大きいこと以外に問題はない。大型のホイールは、確かに使いやすく感じる。
上面の黒い部分は、ThinkPad220と同じようなラバーコートで、感触は悪くないがすぐに汚れてしまうので、気になる向きには青い方をお薦めする。(青い方は、全体にプラスチックのみで構成されている)
あえて言えば、上面よりも側面にラバーコートした方が使い良い気がする。

上から見たときに特徴的な、中央の絞り込みだが、この形状のおかげで前後にマウスを動かしやすく感じるようだ。ここはELECOMのワイヤレスマウスと大きく違うところである。

レシーバ

これは上から見たところだが、小型のマウスほどの大きさがあり、かなり邪魔な感じだ。
中央に見えるボタンは、マウスのID設定時に使うもので、こんなに押しやすいところに配置されても困るのだが、まぁこれはさほど問題ではない。
問題は、電池切れについて全く分らないと言うところで、ユーティリティにも電池警告の機能があるわけでもないし、レシーバにも、もちろんマウス本体にもない。
ELECOMの方は、レシーバとは言え、存在するだけまだマシと言うものだ。
レシーバの先端にはLEDが付いているが、このLEDの色でも変わるのであろうか? マニュアルにも説明がないので未だ不明だ。

充電池での動作 CAUTION! 注意!

保証範囲外であるが、とりあえずNi-MHで動作した。特に今のところ不具合はなさそうだ。
現在まで、16日間(うち4日は未使用)稼働しているが、今のところ電池切れらしき兆候はない。アルカリ電池では3ヶ月持つと言うことなので、1ヶ月ぐらいは持つかも知れない。

2003/03/01追記

結局、1/20〜2/25まで使うことができた。(1550mAH Ni-MH) ただし、カットオフ電圧が2V未満のため、過放電となってしまう。2本直列で利用するため、1本は極性反転してしまった。利用状況によってはもっと短い期間でこのような状況になると考えられるので、少なくとも1回目は電池電圧に注意し、1V程度になるまでの期間を把握しておく必要がある。
私の場合は、1ヶ月で交換することにした。

省電力モード

さて、これまでさんざん文句を並べてきた省電力に関する部分はどうだろうか。
このマウスもELECOMと同様に4段階のLED発光調整で省電力化をはかっている。最高輝度は、やはりマウスを動かしている時のみで、その後低輝度状態になる。低輝度状態で約60秒間操作がない場合は、(おそらく)10Hz程度の点滅を約10分間に渡って続けた後、2Hzの点滅となる。
さらに、マウスパッドの反射率によって輝度を変更している。(最高輝度,低輝度時。ひょっとしたら点滅時もそうかも知れないが、観測不能) つまり、白っぽいマウスパッドを使用した方が電池がよく持つと言うことだ。
私が長らく愛用しているマウスパッドには、青地の中央に白いラインが入っているので、ここで動かすとLEDの輝度の変化がよく分かる。

動画はこちら

ともあれ、今まで使ってきた中では、最も「省電力でない」パターンのマウスと言うことになる。点滅とは言え、10Hz程度で10分間も待つ上、最低でも2Hzの点滅でしかなく、電源スイッチもないので週末で使わないときでも電池を消耗する。
にもかかわらず、3ヶ月も稼働できるというのは、かなり驚異的だ。(ひょっとすると、真っ白なマウスパッドで使ったときかも知れない)
都合11分間のあいだに操作する限り、ほとんどレスポンスが低下せずに使えるので、今までのように省電力モードになったと言うことを意識することはまず無く、非常に快適である。(10分以上マウスを全く操作しないと言う状況はなかなか無い)

今のところはこれと言って不満なところもなく、実に快適に使えている。あとは電池の持ちがどの程度かと言うことだけだが、Ni-MH(1,600mAH)で4週間持ってくれれば、とりあえず合格だ。

Ni-MH1本で駆動 (2003/06/07)

充電池での動作には問題があるということはわかったが、使用頻度によっても交換時期は変わってしまうし、頻繁に電圧をチェックするのも面倒だ。
とりあえずカットオフ電圧をもう少し正確に測定してみると、LED高輝度動作時は0.9V〜1.0Vである。LED点滅時は0.8Vだが、使用中にポインタが動かなくなったときに交換すると考えると、ちょうどNi-MH1本を使い切る感じになる。(0.8Vまで放電してしまうと、過放電だ)

さて、1本でも駆動可能ということであるから、2本のうち1本をダミーにしてやれば良いということになる。電線でブリッジしてしまっても良いのだが、明らかに改造の痕跡が残ってしまうので、せっかくの3年保証が無効になってしまう。
そこで、木片とアルミホイルで工作をすることにした。(このように使うことが、保証の範囲内であるかどうかは、当方は関知しない。)


まずは木片を用意する。
電池と同じ形状にする必要はないが、幅、長さともに少し小さめに切り出して、角を落としておく。
長さの方は、後でアルミホイルを巻いた後のあまりを電極の様にまとめるので、そのための余裕をみるためだ。4mmぐらいは短くても良いだろう。
適当な大きさに切ったアルミホイルで木片を巻いていく。
アルミホイルの余った両端を端子部分に丸めると、ダミー電池のできあがり。
絶縁とアルミホイルの固定をかねてビニールテープを巻いたら、マウスにセットして動作するか確認する。

ダミー電池は端子部を含めて、外装がアルミホイルであるから、耐久性には劣るが、電池交換の際にもダミー電池は入れっぱなしだから問題はない。
また、電池よりも木片の方が軽いので、総合重量の軽減にもなって一石二鳥である。

もちろん、電池交換後の稼働時間は半分程度になってしまうので、電池交換の手間は増えてしまう。

メンテナンス (2003/06/07)

5ヶ月ほど使っていると、どうもあちこちが"ぎしぎし"言い始めた。左ボタンと、底面部品のようだ。
どちらも気分が悪いので、ちょっと分解・メンテナンスをしてみた。(もちろん保証は無効となるので注意)

電池室内部のねじを外すと、上面カバーが取れるので、上部筐体を外す。
ボタンカバーは裏面フックで固定されている。
基盤はマウスホイールを抜けば簡単に抜き出せる。
イメージセンサー用のレンズも固定されていないので、基盤を外すと簡単に取れる。
とりあえず、この状態で、プラスチック部品を洗う。細かい隙間が多いので、塵・ほこりが溜まりやすいのだ。
左右ボタンとホイール用エンコーダ。中ボタンは簡単な構造で実現されている。
中ボタン用のスイッチはホイールと常に接触しているので、ここにほんの少しシリコングリスを塗っておく。
左右ボタンの位置にある切り欠きが、ボタンカバーのガイドになっている。この部分とカバーが擦れて異音を発生させている。
ガイドの左右にも少量のシリコングリスを。

筐体の異音に関しては、さすがにシリコングリスを塗るわけにもいかない(底面にたれてきたら面倒)ので、ベビーパウダーを上部筐体の周辺に塗ってみた。が、いまいち解消されていなかったり。
左ボタンの異音に関しては、完全に解消され、快適に使えるようになった。


Microsoft Wireless Optical Mouse 2.0 (2003/10/24)

マイクロソフトから、新しいワイヤレスマウスが発売になった。
今回は左右スクロール用として、ホイールが左右に傾く、「チルトホイール」が大きなトピックだ。
ワイヤレスマウス馬鹿としては、買わねばなるまいということで、発売当日の購入である。

まずは外観から見て頂こう。

上から見たところ。
全長は旧タイプと比べると少し長くなったようだが、それほど変わりはない。側面が末広がりになっている部分がかなり大きいことが分かる。

ELECOM M-WUP2Y4Rよりも、かなり高さがある。
とはいえ、手のひらに当たるほどではない。
底面。イメージセンサは、電池室右側にオフセットした位置に配置され、前後方向のほぼ中央になった。
相変わらずの足に、相変わらずの重量(140g)である。
側面素材はトランスルーセントになっていて、LEDの点灯具合が分かる。
電池は並列接続の単三2本となった。当然の事ながら1本でも稼働するのだが、なぜか挿入方向は2本を逆向きに入れるようになっていて、写真右側の方は入れづらい。

操作感

左右ボタンは、ストロークもほどほどに確保されており、重さも好ましいが、チルトホイールが非常に幅を取っているので、左ボタンをクリックする際には、意識的に左の方へ指を持ってこないと、左ボタンに乗らない。

中ボタンは、左右チルトとの関係であろうが、非常に重く作られていて、かなり意識的に押し込まないといけない。ストロークもほとんど無く、使いづらい。
反面、オイルダンパーを使用したホイールは、無段階に回るようになったのだが、なかなかスムーズで好感が持てる。(ただし、IntelliMouse 5.0をインストールした場合は、ホイールの検出を通常の4倍程度の密度で行っているため、スクロールもスムーズだが、他のマウスウエアをインストールした場合はかなりたくさん回さないとスクロールが遅くなってしまう。)

肝心のチルトだが、左右スクロールにしか使えず、「戻る」「進む」や、「コピー」「ペースト」などに割り当てが出来ないので、いまのところあまり役には立たない。(ホイールも本来ズーム倍率用と考えられていたらしいので、そのうちカスタマイズできるようになると思うが)
また、左右に倒そうと思うと、どうしてもホイールが少し回転してしまうので、不用意な上下スクロールが発生してしまい、少々不愉快な気持ちになったりする。ホイールが今まで通りにクリック感のある物なら大丈夫だったのかもしれないが、完全に無段階になった上、回転検出角度が今までより小さいので、うまく左右にチルトさせるのは意外と難しい。

形状は従来の物の方が良かった。今度の形状は、どうも手の中で収まりが悪いというか、つかむ位置をうまく決められない。私が手のひらをマウスに当てるのを好まないからだろうが、指と手首の動きだけでマウスを動かすのが難しくなったように感じる。

イメージセンサが上下中央左側に来たのも、改悪である。センサーは左右中央の上下上位置に無いと、手首で行う左右の動きがおもったようにならない。

追従性は多少良くなったかもしれないが、私はマウスではあまり細かい作業をしないので、あまり変わらない気もする。

レシーバ

従来モデルから、特に変わったところはないようだ。

充電池での動作

とりあえずは動作しているが、様子見である。

2004/10/05 追記

約1年ほど充電池で使用したが、Ni-MH 2000mAH 1本のみで使用しても、6週間ぐらいは余裕で使える。忘れた頃に電池が切れるので、予備のNi-MHをいつ充電しておくか管理するのが難しいほどである。
Ni-MHは1本のみで、充電中だけ使う乾電池を用意しておいた方が便利かも知れない。

省電力モード

省電力に関しても進化している。まずは1.5V動作が可能になった。(実際には従来モデルでも可能だったのだが)
メーカーでは保証しないが、充電池での動作も1本で駆動する限りは、極性反転などの心配がないので、これは好ましい。
さらに、LEDの制御も変更され、低輝度のまま約10分間待機するようになった。これによって、さらに待機状態からの復帰レスポンスが良くなった。
並列で2本の電池を使うのだから、当然といえば当然だが、電池寿命も3ヶ月から6ヶ月へと延びている。

その他

マウスのプロパティには、電池残量と信号精度についてのタブが追加された。
これで電池残量が少なくなったときや、電波状態が悪い場合には、それらを確認することが出来るようになったのだが、ずいぶんとマウスを離れたところに持っていっても信号精度の表示は変わらなかったので、あまり信用できないかもしれない。


Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer 2.0 (2003/12/12)

MS Optical Mouseの左ボタン位置がどうにも我慢ならず、探検家版にも手を出してしまった。

チルトホイールや、省電力化された回路などは共通だが、サイドボタン2つが追加され、左右非対称のデザインとなっている。筐体の変更度合いは意外にも大きく、底面の電池室の位置やセンサー位置も変更されている。

上から見たところ。
左側の出っ張りが少なく、ホイールの軸は筐体に対して右側に傾けられている。
高さに関してはほとんど同じ。
底面。イメージセンサと電池室の位置関係が通常版のものと反対になっている。電池を1本だけ使用する場合、重量配分から考えてマウスの中心に位置する所に入れたいが、出し入れしやすい形状になっていて好ましい。
側面素材はラバーコートされていて、トランスルーセントではない。
側面のラバーコートは悪くない感触である。
サイドボタンは、前側が小さく後ろ側は長い。
前側サイドボタンはかなり意識しないと押しづらい位置にある。
レシーバは通常版と全く同じかと思ったが、ほんの少しだけラベルが違う。
動作自体はどちらのレシーバでも問題はなかった。

操作感

非対称形状のマウスはあまり好みではなかったのだが、このマウスに限っては使用感は上々である。右利き専用となってしまうかわりに、手を置いたときに自然な位置に各ボタンが配置されている。

そのほかの点については、通常版と変わりないので割愛するが、チルトホイールのダンパーがあっという間に"すかすか"になってしまった。通常版の方はほどほどの抵抗感を残しているので、個体の問題である可能性が高いが、まだ部品として「こなれて」いない印象。

ちなみに、Linux(XFree86)で使用した場合、サイドボタンは「右ボタン」と「中ボタン」として機能する。ホイールボタンは堅すぎて事実上使えないため、その代わりになるボタンがサイドにあるのは悪くない。Linux用に調達するのであれば、通常版よりも探検家版をおすすめする。


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$Date: 2004/10/05 11:09:51 $